2024 05,19 14:30 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2006 05,10 18:36 |
|
基本的に、私は役者で映画を選んだりしない。その分、一度特定の役者に熱を上げてしまうと、浮気も出来ず、徹底的に惚れ込んでしまうというクセがある。そんな私が今一番熱を入れて惚れ込んでいるのが、ヘイデン・クリステンセンである。
Yahoo! Movieプロフィールページ 本格的に映画好きになってから気がついたのだが、どうやら私は、役作りに特徴のある役者さんが好みのようだ。例えば、役を冷静に分析しつくすジョディ・フォスター。例えば、「当たって砕け散れ!」と言わんばかりのアンジェリーナ・ジョリー。ヘイデンは役に“感情”から入っていくタイプの役者さんだ。そしてそれは、私が一番そそられるタイプの役の作り方だ。 彼にとっての役作りは「その時の感情ありき」のように思われる。理屈ではなく、その時点で“彼”(=自分の役)がどんな思いでいるのかをまず捕らえ、“彼”の持つ感情に、頭からのめりこんでいってしまう。当然役どころの性格やバックグラウンドも考慮しているが、ヘイデンにとって、あくまでもそれらは付加的なものであるような気がする。とにかく“彼”の感情に率先して感情移入してしまうので、観ているこちらは時に痛々しさすら感じてしまうのだ。 演技法の賛否は別として、私はこういう感情から役に入っていく役者さんが大好きだ。おそらくそれは、自分自身がものすごく感情的な人間だからだと思う。私は平凡な一児の(ダメ)母に過ぎないが、もし私が文芸にしろ絵画にしろ音楽にしろ映像にしろ、何かしらの創作的な職業に就いていたら、間違いなく頭から感情にのめり込むタイプの作家になっていただろう。要するに、役を感情で表現する彼の方法に共感できるし、それだけの表現力を持った彼が、愛しくてたまらないのだ。 『スター・ウォーズ』のアナキン・スカイウォーカー役で御馴染みだが、彼の作品は勿論『海辺の家』も『ニュースの天才』も目を通した。いづれにも共通して「泣く」シーンが出てくるが、あれだけ涙に痛ましさを感じさせる役者は、あの年代では他にいないのではないのだろうか。ちなみに演技として一番評価できるのは『ニュースの天才』だと私は考えている(映画の出来そのものは到底評価できないが)。『海辺の家』ではゴールデングローブ賞にもノミネートされているが、あちらは共演者のケビン・クラインやメアリー・スティンバーゲンに引っ張ってもらった部分もあると思うので。『スター・ウォーズ』に関しては、「人間ドラマを撮るのが苦手」と自らが認めるジョージ・ルーカスが監督だったことが悔やまれる。これが役者の感情を切り取るのに長けた人がメガホンを撮っていてくれたら、彼の感情の演技がもっと引き立っていただろうに。 柄にもなく小難しいことを並べ立ててしまったが、私が彼に惹かれる重要なファクターの中に、あの美しいばかりの容姿と、引力を感じる魅惑的な瞳があることは、しっかり補足しておかなければ。初めて彼と出会った『スター・ウォーズ エピソード2』を観終わった直後、友人と「あんな美しいひとが生を受けて息をしてるなんて、この世の奇跡だ!」などと劇場前で叫んでいた事実を、私は決して忘れない(笑)。 ヘイデンは『エピソード3』の後、『AWAKE』『Decameron』『CRASH BANDITS』と新作が続いているが、封切情報だけが伝わらない。ヘイデンファンの悲しき日々は続く。 PR |
|
2006 04,12 00:02 |
|
我ながら意外だと思うが、「役者さん」のカテゴリーに始めて記事を書くのが、オドレイ・トトゥになった。『ダ・ヴィンチ・コード』を読み終えたせいだろうか(笑)
Yahoo!Movieプロフィールページ 彼女はとりわけて大ファンというわけではないのだが、何故か『アメリ』以来、ほとんどの出演作を劇場で観ている。端役出演だった『スパニッシュ・アパートメント』までもだ。それどころか、つわりが酷くて『ロング・エンゲージメント』を劇場まで観にいけなかったことを、未だに後悔しているほどなのだ。 何故だろう、私は彼女に引きつけられてしまう。意識してるわけではない。たまたま観たい映画に彼女が出演してるだけなのだ。しかし『堕天使のパスポート』の日本公開で、私は完全に彼女に肩入れするようになってしまったようだ。あのアメリちゃんが、こんなに着実に、女優としてのキャリアを積んでるなんて!と、『堕天使~』の体当たり演技でノックアウトされてしまったらしい。 初期の頃から追いかけてる役者さんって、それだけで思い入れがある。そんな役者さんが、いい脚本を選んで、いい仕事して、世界的に活躍してるのを見るのは、何とも気分のいいものである。『ダ・ヴィンチ・コード』は彼女の大作デビューとなるのか。ロン・ハワードのフィルムに撮られた彼女の姿を見るのが、今から待ち遠しい。 |
|
忍者ブログ [PR] |