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2006 09,15 23:16 |
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先日『キンキーブーツ』で久しぶりに足を運んだシャンテ・シネ。語ってみたくなったので、語ってみる。
公式サイト 勿論お気に入りの劇場のひとつ。はずれ作がないというわけではないが、基本的に良い作品が揃っている。そして特記すべきは、あまり知られてはいないが、この劇場、スクリーンと音響が他劇場と比べてはるかに上質なのだ。 『スター・ウォーズ』オタクを自称する私は、ここ数年で公開された新三部作はどれも7回以上は劇場まで観にいっている。99年の『エピソードⅠ/ファントム・メナス』の日本語吹き替え版がシャンテ・シネで上映されたのも、当然観に行った。そのときは既に、別の劇場数館で『エピソードⅠ』を何度か鑑賞した後だった。その時の映像たるや、とても同じ作品を観ているとは思えないぐらい上質だったのだ。音響も勿論別物に感じるぐらい素晴らしかった。『スター・ウォーズ』オタクであるが故に味わえた、贅沢な経験だったと思う。こんな風にして劇場ごとのスクリーンの質を比較するなんて機会、そんなにめったにあるわけではない。 確か去年大掛かりな改修をして、リニューアルオープンと共に座席指定制にしたらしい。このことは大体的には宣伝されていない。今更知らない方もいないだろうが、何故もっと宣伝しなかったのか、未だに不思議で仕方がない。 日比谷という場所柄、この周辺には私の行き着け&お気に入りのダイニングバーやカフェがひしめいている。 お茶をするなら 紅鹿舎 TVなどでもよく取り上げられる、ピザトースト発祥の店。ただのパンがこんなに美味なのかと驚く。但し店員の対応の悪さにも驚くこと必至なのでご注意を。 そして飲みに行くなら バーデンバーデン Trattoria Ciao 前者はドイツ料理の店で、ミュンヘンの「ホブフロイハウス」のビールを直で取り寄せ、「ホブフロイ」のジョッキで飲ませてくれる。ジョッキの販売もアリ。オススメ料理は何と言ってもジャーマンポテト。 後者はイタリアンレストラン。もう、どれを頼んでも美味。その中で特にオススメはトマトとモッツァレラのピザとパルメザンチーズのリゾット。特にリゾットは食べて帰らないと後悔する味。ランチはサラダバーとワンドリンク付。サラダバーが多彩なので、行くといつも食べ過ぎる(笑) また飲み直すなら 日比谷バー カクテルが美味しいし、何より雰囲気が落ち着いてて好き。気さくなバーテンさんとの会話も楽しい。 劇場の紹介だったはずが、食い物屋の話に夢中になってしまった・・・ PR |
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2006 08,17 00:09 |
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久しぶりに銀座テアトルシネマに行ったので、ちょっとあの劇場のことを話してみたくなった。
公式サイト 妊娠前まで務めていた会社から歩いて4分もかからない場所にあるので、この劇場で観たいと思った作品は、大抵見逃したことがなかった。整理番号制なので、人気の作品はお昼休みのうちに番号を取って、仕事が引けてから悠々と入場する、なんて技も使いたい放題だった。今となっては懐かしい思い出だ。 あの劇場での映画鑑賞で、「8割がた座席が埋まってる」という状況を経験したことがない。ものすごくガラガラか、超満員かのどちらかだ。ガラガラだとほとんど貸切状態だし、超満員だと一時間以上前に番号を取りに行っても「あと残り数席ですけど、よろしいでしょうか?」などと言われる。上映作の出来・不出来によって観客動員数が違うのは当たり前だが、この極端な差は一体何なんだろう。超満員だと「テアトルタイムズスクエアから座席回してもらえ!!」と叫びたくなるほどなのに。 この劇場のベストポジションは、ずばり「後ろ5列」である。定石どおり「真ん中より少し後ろ」に座ると、逆にスクリーンが見えにくい。行く予定のある方は、ためらわずに二階席を狙うことをお勧めしたい。そして二階席が埋まってしまってる場合、中央ではなくなるべく端の席に座ったほうがいいだろう。 この劇場の傍には「タリーズ」「スタバ」「ドトール」「エクセ」「サンマルク」と、名の通ったカフェのチェーンが一通り揃っている。番号とった後の時間つぶしには事欠かないので、機会があったら是非足を運んでいただきたい。また、この劇場から徒歩一分もかからない場所にある、宮崎郷土料理の店が美味でオススメ。 炭火焼居酒屋 てげてげ 銀座 私のオススメメニューは地鶏もも炭火焼 、チキン南蛮、レタス巻き、の三品。鑑賞後の一杯に、たまには郷土料理などいかがでしょう?? |
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2006 05,26 00:19 |
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シネスイッチ銀座は、お気に入り劇場の中でも1,2を争うほど好きな劇場だ。
公式サイト 今時整理番号も座席指定もやってない、ある意味硬派な劇場。少ない席数で話題作を普通に上映して、路上にまで観客を並ばせることの出来る、おそらく銀座で唯一の劇場だ。私自身、『ピアニスト』を観るのに40分、『リトルダンサー』を観るのに1時間並ばされた記憶がある。楽しみにしていた映画の公開がシネスイッチに決まる度に、鑑賞の為の作戦を立てざるを得ない、映画ファンには悩まされる劇場のひとつ。しかし、やっぱりあの奥ゆかしいたたずまいと、劇場の雰囲気は魅力的。そして何より、上映作品に偏りを感じないのがいい。例えば、ル・シネマも恵比寿ガーデンシネマもそれぞれに素敵な劇場だが、どうしても上映する作品に偏りを感じてしまう。シネスイッチは、同じレイトショー・シアターでも、上映作に「劇場色」をあまり感じさせない。その万遍のなさが、私の中でこの劇場をお気に入りの上位にしている一番の理由だ。 ところが、ある日突然、ショックな出来事があった。「オールドムービー」がいつの間にか閉店していた。 「オールドムービー」は、私が銀座でネグラにしていたスコッチ・パブだ。シネスイッチの隣にあって、映画を観た後カクテルを飲むのに使っていたし、銀座で何となく行く店に困れば、「考えるのが面倒だから」というノリで、よくお酒を飲みに行っていた。いつのまにか常連で、店のウエイターの名刺が数枚、未だに財布に入っている。 その名の通り、クラシック名画に出てきそうな趣の店だった。店内には古き良き名作のポスターが何枚も貼られ、18mm映写機でミニフィルムの上映もしていた。お気に入りは、ハリウッド名優の名を冠したオリジナルカクテル。連れが“イングリット・バーグマン”を注文すれば、私は“ハンフリー・ボガード”を取り、“クラーク・ゲーブル”を注文すれば、私は“ビビアン・リー”で乾杯。“ショーン・コネリー”“オードリー・ヘップバーン”“エリザベス・テイラー”・・・どれもこれも、忘れられないカクテルばかり。それなのに、ある日足を運んだら、「閉店しました」の一言が、シャッターの上から貼られていた! シネスイッチは今でもお気に入り上位の劇場だが、その理由に、オールドムービーの存在が多少関わっていたことは確かだ。悲しい。ものすごく悲しい。銀座のネグラを失ってしまったことも痛手だが、もう「シネスイッチの後、ヘップバーンで乾杯!」ということが出来なくなってしまったことが、たまらなく悲しい。メニューにない“シャーリー・テンプル”を作ってくれたバーテンダーさんとも、気さくに話しかけてくれたウエイターさんとも、もう会えない。これから銀座で酒場に困ったら、一体私はどうすればいいのだろう? シネスイッチとオールドムービーは、私にとっては“ふたつでひとつ”な存在だった。どなたか、オールドムービーの消息をご存知の方はいらっしゃらないだろうか?もう一度、甘酸っぱいヘップバーンを味わいたい。 |
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2006 04,06 23:33 |
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今年アカデミー脚本賞にノミネートされたウディ・アレンの新作『マッチ・ポイント』のポスターを先月見かけた。秋ぐらいの公開らしい。アレン作品はここ数本ふるわない。『さよなら、さよならハリウッド』は“コメディアン ウディ・アレン”を楽しむには充分すぎるが、映画としてはクエスチョンのつく出来だった。『メリンダとメリンダ』に至っては、あまりの不評に観に行く気にもならなかった。しかし『マッチ・ポイント』はエンターテイメントの祭典たるアカデミー賞にノミネートされるぐらいなのだから、かなり楽しめる映画になっているのではないかと期待も膨らんでいる。
ところでこの映画のポスターを見かけた場所というのが、恵比寿ガーデンシネマのロビーだった。 公式サイト 私のお気に入りの劇場のひとつだが、どうしたことか、ここ数年、恵比寿以外の場所でアレン作品が上映された記憶がひとつもない。上記2作品は勿論のこと、観そびれた『スコルピオンの恋まじない』『僕のニューヨークライフ』も恵比寿。楽しく観た『おいしい生活』も『ギター弾きの恋』も『世界中がアイ・ラブ・ユー』も、全部ガーデンシネマでの上映だった。東京広しといえ、ここまで一人の監督の作品を独占できる映画館など、他にあるのだろうか。 確かに恵比寿という場所柄は、アレン作品にはぴったりだ。都会的で洒落てて、ガーデンプレイスの目指す雰囲気を体現してる作品ばかりと言ってもいいのではないのだろうか。「日本でウディ・アレンといえば恵比寿」なんて言われるようになれば、案外ヘラルドも株が上がるかもしれない。 映画の買い付けのことは良く知らないが、買い付け担当さんが「是非に是非に!」と息んでアレン作品に飛びついているのか、それとも他社の買い付けさんが、「どうせアレンはあそこが買うんだろ」とハナから諦めてしまっているのか。真相は全く別のところにあるのかもしれないが、そんなことを想像しながら劇場に足を運ぶのも、また一興である。 |
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2006 04,04 23:58 |
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新宿高島屋の12階にある、テアトル系の劇場。
公式サイト 決して行きやすい場所ではないが、綺麗だし、タカシマヤの上なので整理番号もらった後の暇つぶしには事欠かないので、比較的気に入ってる劇場のひとつ。何気にテアトル系の映画も好きだしね。 ただ、上映作品と劇場のキャパのあの不釣合いっぷりは一体何なのだろう。スクリーンの状態も音響も当然いいのだが、私は、あの劇場が満席になってるのを見たことがない。気合を入れて2時間前に整理番号を取ったはいいが、結局は半分も席が埋まってない劇場で大スクリーンと向きあうというオチがついてきた。あそこでの上映作品は、『カーサ・エスペランサ』や『アドルフの画集』と、いづれも良作だが、あまり一般的とは言えない作品ばかり。申し訳ないが、340席というキャパが非常にもったいない気がする。正直、テアトル銀座あたりに少し席数を譲ってもらいたいぐらいだ。 他人事ではあるが、あの劇場は採算が取れているのだろうか。それとも、私がたまたま満席のテアトルタイムズスクエアを知らないだけなのだろうか。いづれにしても、あんな大スクリーンで『コーヒー&シガレッツ』をみせられても、逆に落ち着かなかったろう。 |
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