2024 05,06 13:43 |
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2006 11,04 01:04 |
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前にこのブログでも熱く語った、私が今、一番愛する映画監督アルフォンソ・キュアロン。彼の新作が、11月18日に公開になることを、ついさっきTVCMで知った!忘れないようにメモしておこう。
『トゥモロー・ワールド』 キュアロン、今度は近未来に挑戦かぁ・・・『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』直後、「もうブルースクリーン使う映画は撮りたくない」などと仰ってた記憶がるのだが(笑)。いづれにしても公開が待ち遠しい。大作なので、おそらく近所の劇場でも上映されるだろう。万難を拝し、観に行ってやる!! そうそう、どなたか、この映画の情報ご存知の方、いませんか?? 『パリ、ジュテーム』 20本にも及ぶオムニバスで、キュアロンもそのうちの一本、メガホンをとっているとのこと。こちらもすこぶる楽しみ。日本からは周防敦彦監督が参加しているらしい。来春公開だというのに、驚くほど情報がない。どなたかこの映画についてご存知の方、情報お寄せくださいませ(ぺこり) それにしても『アズカバンの囚人』から長かったこと・・・(涙) PR |
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2006 09,02 23:58 |
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日本にも熱心なファンが多く、「外れなしのイーモウ」の名を欲しい侭にしていた監督さん。勿論私もファンの一人。
Yahoo!映画プロフィールページ 中国映画界が宝とする監督さんの一人。日本では確か、『初恋の来た道』ぐらいから名前が通るようになったのではなかったろうか。イーモウの作品は、湧き上がるような情感と美しい風景描写に溢れている。思わず大号泣するような感動作も多いが、その感動が、全然押し付けがましくないところが良い。涙がとにかく自然であたたかい。それはイコール、イーモウ監督の人間を見つめる眼差しの温かさなんだと思う。 今まで、彼との出会いは『初恋の~』だとばかり思っていたが、この記事を書くに当たって改めて代表作を確認したところ、1991年の『紅夢』が最初だったことが発覚した。あの映画もイーモウ作品だったのか。どこかで、『紅夢』は反社会的だと中国国内で叩かれ、正当な評価を受けなかった、というようなことを聞いた気がする。替りに海外で評価が高かったらしいが。そんなイーモウが、今ではオリンピック誘致映画を製作してるのだから、皮肉といえば皮肉だ。 彼の作品ですぐに思い浮かぶのは『HERO』『Loves』だと仰る方も多いだろうが、個人的に、あの二作品はイーモウ作品としては下から数えたほうが早い映画となっている。外れなしのイーモウが初めて外した、と言っても過言ではないとすら感じている。最も、『初恋の~』や『あの子を探して』『活きる』などと比較してしまう私が一番いけないのだが。イーモウ作品への思い入れが強すぎるせいで、あの二作品の本当の魅力が見えてこないのだろう。自分のせいだとはいえ、非常に残念だ。 今年初めに公開された『単騎、千里を走る』は、久しぶりに私の大好きなイーモウが観られて、本当に幸せだった。個人的には、また『活きる』や『単騎~』のような作品を作ってくださることを希望するが、幅広い活躍も願ってやまないのも本当だ。 |
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2006 06,10 23:35 |
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『インサイド・マン』公開。で、スパイク・リー監督について話してみたくなったので、話してみる。
Yahoo!Movie紹介ページ 映画ファンを自称しておいて何とも恥ずかしい話だが、実はスパイク・リーの作品は、『10ミニッツ・オールダー』の“ゴアvsブッシュ”の他は、『25時』しか観たことがない。リー監督のことを語るのであれば、最低『ドゥ・ザ・ライト・シング』と『マルコムX』ぐらいは観ておくべきなのは判っているのだが(汗) そんな希少な鑑賞経験しか持たない身だが、彼の作品を観るときほど、英語がわからないことが悔しくなることはないのでは、と思う。『25時』にも『10ミニッツ』にもあった演出なのだが、この監督さんは感情の高揚を表現するのに、ハイテンポの編集にハイテンションの台詞をぶつけてくる。その独特のリズムは、こみ上げる感情をスクリーンから一気に溢れさせ、観客を一瞬にして飲み込んでしまうほどの迫力を持っている。しかし字幕を見ながらだと、こっち側の情報処理が追いつかない。字幕を読み終わったときには違う映像と台詞が挿入され、次の字幕を読もうとする頃にはとっくに別の映像に切り替わっている。英語がわからない上元々ドンくさい私には、とにかく目まぐるしいばかりなのだ。こんなことでは、「黒人社会を代表する社会派監督」と評されるリー監督の真髄など、何本作品を観ようと判らないままなのでは?と不安になってしまう。 『インサイド・マン』は、監督スパイク・リー、主演ジョディ・フォスター/デンゼル・ワシントンと、このうえなく贅沢な組み合わせなので、4月ぐらいから公開をものすごく楽しみにしていた。どうにか時間を作って観に行くつもりだが、ちょっとした気後れを隠せないのも事実だ。英語がろくに判らない私がいけないだけなのだが(汗)。 |
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2006 05,01 22:52 |
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「恋に落ちる」対象というのは、身近な相手に限ったことでは決してないと思う。
例えばスクリーンの向こうの俳優さんや女優さん。小説や漫画の登場人物。ショーウィンドウに飾られたバッグやドレスやネックレス。心を惑わされ、心から欲さずにいられない・・・それが「恋をする」という感情。そしてそんな切ない思いを抱かせる相手を「恋人」と呼ぶなら、目下私はアルフォンソ・キュアロン監督に恋煩いしてる最中だ。 Yahoo!Movieプロフィールページ 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の監督として世界的に知られることとなったが、私と彼との出会いは『天国の口、終わりの楽園』だ。二人の若者が、青年から大人になる過程を、輝かしく、苦々しく描き出した本作は、それまで全く経験したことのない映画だった。「青春の最後の一瞬」を、あんなにも露に、痛々しく表現した映画を、私はそれ以前に知らない。この映画のエンドクレジットが流れ始めた時、既にキュアロンの名前は、私の心の中で永遠のものになっていた。 そんな彼が『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の監督に抜擢されたことを知ったのは、恵比寿ガーデンプレイスのロビーで、『天国の口~』のパンフレットを立ち読みした時だった。前触れもなくカウンターパンチを食らったような気分だった。何故キュアロンに『ハリー・ポッター』のオファーなどが行ったのだろう。どうしてキュアロンはこのオファーを受けてくれたのだろう。全てが謎だったが、クリス・コロンバスの前二作に失望気味だった私の鼓動は高鳴った。『アズカバンの囚人』は原作の中でも一番のお気に入り。それを、このメキシコ人の監督がどんな映像に仕上げてくれるのか・・・全く想像もつかず、期待と不安が一気に全身を駆け巡る思いだった。 そして『アズカバンの囚人』が公開された。感激した。想像以上の映像が、そこにはあった。 キュアロンの『アズカバンの囚人』を、原作ファンは快く受け入れはしないと思う。何故なら、キュアロンはコロンバスと違って、「原作への愛情」で映画を作ってはいないからだ。コロンバスの『ハリー・ポッター』からは、彼の原作への愛が迸っている。しかしその為に、彼の映画は原作に隷属するものになってしまった。キュアロンの『アズカバンの囚人』から感じられるのは、「映像作家としての創作意欲」だ。キュアロンは魔法界やホグワーツ、ハリー・ポッターという少年に対して、明確なイメージを持っていた。そしてそれを映像にするにあたって、原作の持つスピリットを残すことに配慮しつつも、何のためらいも持たなかった。そうして出来上がった彼の『ハリー・ポッター』は、原作の雰囲気そのままでありながら、新鮮味にあふれた素晴らしき映像美。私は、全7部作という拘束の多い原作を持つ映画が、あれほど“作り手の魂”を感じる作品になろうとは、想像もしていなかった。それは、私が完全にキュアロンに恋した瞬間だった。 昨年『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』を観に行った。ショーン・ペンの演技を観たかったのもあるが、一番の理由は勿論、キュアロンが製作に携わっていたからだ。私は彼を欲している。彼の携わった全ての映画に触れたいと、心から望んでいる。今私が一番渇望しているのは、彼の監督最新作だ。彼の魂に再び、スクリーンを通して早く触れたい。 |
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2006 04,20 01:15 |
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本当はアルフォンソ・キュアロンのことを書こうと思ったのだが、やはり「監督さん」カテゴリーの記念すべき一人目は、ヴォルフガンク・ペーターゼン監督にするべきだと思ったので、してみる。
映画生活の紹介ページ 私が映画ファンになったのは、ペーターゼンの『ネバーエンディング・ストーリー』を観たのが切っ掛けである。賛否両論ある映画だが、私の映画人生の幕開けとなった作品であり、自分史には欠かせないと言う意味で、一生ついてまわる作品だ。 私があの映画を見たのは中学生の時だ。あの映画で洋画が好きになった影響で、それまで苦手科目のトップだった英語の成績がほんの少しだけ上がった。それ以来、他の科目もほんの少しづつ成績が上がり、結果として、私はそれまで担任に進路指導であげられていた高校より、ワンランク上の高校に合格できた。おかげで大学にまで進学できたし、そこでしか知り合えない素晴らしい友人とも出会えた。もしあの時あの映画に出会っていなかったら、いい加減な成績で高校を卒業し、地元でテキトウに仕事をし、当然今の主人とも、去年出産した娘とも出会っていなかっただろう。 あの映画のおかげで、私の人生は大きく変わったと思う。そして、あの映画の監督ペーターゼンに、私は一生感謝し続けるだろう。中学の時分に背伸びして『Uボート』も観たし、その後ハリウッドで彼が手がけた作品のほとんどを私は追いかけている。今では単に人生の恩人と言うだけではなく、彼の映像そのものの虜だ。 私のペーターゼンBest3は、こうなる。 1位『Uボート』 2位『アウトブレイク』 3位『パーフェクト・ストーム』 『トロイ』や『エアフォース・ワン』のように、“?”のつく作品もないではないが、それはペーターゼンに限らず、どんな監督にでもあるものだ。 |
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