2024 05,19 12:46 |
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2006 12,22 00:27 |
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多分今年の新作鑑賞収め。子育てしながらも頑張って観に行ったが、やはり去年までと比べて鑑賞本数が少なくなった。
公式サイト 製作国=フランス 姉の評価=★★★☆☆ パリ・オペラ座前面協力による、バレエを楽しむ為の映画。予告編の段階で、「これは多分、ミュージカルみたいにストーリーじゃなくてダンスを楽しむ映画なのだろう」と思った。その予想は的中。ストーリーじゃなくてダンスそのものと幻想的な世界観を楽しむ映画。だからミュージカルの類が苦手な方には、もしかしたら驚くほど退屈な映画かもしれない。 個人的にはそういう映画も大好きなのだが、だからこそこの作品は辛口評価になってしまった。上映時間90分のうち50分以上ダンスで埋め尽くしてくれてるような、徹底したバレエ映画を期待してたのに、期待してたほどダンスシーンは多くなかった。逆に「盛り上がってきたぁ!」と思ったとたんブツっとダンスが切れてしまったりすることも多々あった。何であんな編集をしたのだろう。正直『巴里のアメリカ人』みたいに、ラスト20分がノーカットのダンスシーンぐらいのものを期待していたので、残念でならない。 バレエは一度だけ観に行ったことがある。どんなに安い席でも一万円近くするバレエは、庶民にはハードルの高い娯楽だ。しかし、私みたいに、「バレエに興味はあるけど一万円も出したくない」という人は多いはず。普通に観たら一万円もするものを、1800円で楽しめるのはありがたい話。だからこそ、この作品にはもう少し頑張って欲しかった。商業映画作りに長けた監督さんがメガホンを取っていたら、もっと見所のある映画になっていたのだろうか? 主演のマルゴ・シャトリエはナイスキャストだったと思う。弟と遊ぶのが楽しい娘と恋する乙女・・・あどげなく、美しく。しかしあの日本人をモチーフにしてると思われるジパンゴ国の王子には、どんな顔をすればいいのかわからなくなってしまった。相変わらず日本文化、欧米では勘違いされまくってる(苦笑) 今度も、こういう作品が積極的に製作されるといいなぁ、と思う。作り慣れれば、もっと重厚なバレエ映画もじきに登場するだろう。 PR |
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