2024 05,19 16:54 |
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2006 06,10 23:35 |
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『インサイド・マン』公開。で、スパイク・リー監督について話してみたくなったので、話してみる。
Yahoo!Movie紹介ページ 映画ファンを自称しておいて何とも恥ずかしい話だが、実はスパイク・リーの作品は、『10ミニッツ・オールダー』の“ゴアvsブッシュ”の他は、『25時』しか観たことがない。リー監督のことを語るのであれば、最低『ドゥ・ザ・ライト・シング』と『マルコムX』ぐらいは観ておくべきなのは判っているのだが(汗) そんな希少な鑑賞経験しか持たない身だが、彼の作品を観るときほど、英語がわからないことが悔しくなることはないのでは、と思う。『25時』にも『10ミニッツ』にもあった演出なのだが、この監督さんは感情の高揚を表現するのに、ハイテンポの編集にハイテンションの台詞をぶつけてくる。その独特のリズムは、こみ上げる感情をスクリーンから一気に溢れさせ、観客を一瞬にして飲み込んでしまうほどの迫力を持っている。しかし字幕を見ながらだと、こっち側の情報処理が追いつかない。字幕を読み終わったときには違う映像と台詞が挿入され、次の字幕を読もうとする頃にはとっくに別の映像に切り替わっている。英語がわからない上元々ドンくさい私には、とにかく目まぐるしいばかりなのだ。こんなことでは、「黒人社会を代表する社会派監督」と評されるリー監督の真髄など、何本作品を観ようと判らないままなのでは?と不安になってしまう。 『インサイド・マン』は、監督スパイク・リー、主演ジョディ・フォスター/デンゼル・ワシントンと、このうえなく贅沢な組み合わせなので、4月ぐらいから公開をものすごく楽しみにしていた。どうにか時間を作って観に行くつもりだが、ちょっとした気後れを隠せないのも事実だ。英語がろくに判らない私がいけないだけなのだが(汗)。 PR |
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