2024 05,19 10:45 |
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2007 02,11 15:22 |
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学生の頃、法学の講義で観た作品。アメリカの陪審員制度を描いた、名作法廷ドラマ。
goo映画紹介ページ 実父殺しの罪に問われている少年の評決を下さねばならない12人の陪審員。少年は有罪で決まりという空気が流れる中、一人、無罪を主張する陪審員が。彼は言う「少年が無罪だという証拠はないが、人ひとりの命がかかっているんだ。早急に結論を出したくない。話し合おう」と。ここから、陪審室からほとんど一歩も外に出ない、12人の男たちの戦いが始まる。 11対1人で始まった陪審員たちの対決。一人、やがて一人と無罪に傾き始め、次第に論議は深まり、煮詰まっていく。12人の男がテーブルを挟んで話し合ってるのがメインの作品だが、観れば観るほどひきこまれ、全く飽きを感じなかった。この作品は、陪審員制度の問題点なども含んだ社会的な側面もあるが、同時に良く出来たエンターテイメント作品でもあると思う。隔離された密室で、12人の人物が意地と正義感を炸裂させ、ぶつかり合う。見応えたっぷりの人間ドラマに仕上がっている。 日本でも裁判員制度が導入される。その参考までに、この作品をご覧になるかたもこの先出てくるのではないだろうか。勿論、裁判なんてまるで興味のない方にも、充分オススメできる名作だ。 PR |
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