2024 05,19 13:03 |
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2007 07,18 00:13 |
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今日の午後、昼下がりにTV放送されていた。確か高校生の頃ビデオで観たきりで、今日もほんの一瞬しか観ていない。にも関わらず、レーシングカーの事故のシーンだけで、すぐに「あ、『バックマン家の人々』だ」と判ってしまった。思いのほか印象に残っていたことに我ながら驚き、記事にしてみることにした。
Yahoo!映画紹介ページ 原題“PARENTHOOD”のタイトルの通り、親であることの苦悩や喜びを、バックマン一族計4世帯の物語を通して描いている。初鑑賞時は自分自身が子供だったが、子供なりにじんわりと心に残る、あたたかな映画だった。息子が内向的ならその責任を配偶者に擦り付け合ったり、教育方針でぶつかりあったり、思春期の娘に振り回されたり・・・「親である」ということで、自分の親との関係や夫婦関係にまでひびが入ることもある。それだけ、親はいつでも、答えのない問題に精一杯。しかも、結婚なり出産なりで新しい構成員が増えれば問題は増すばかり。それでも家族は素晴らしい。ロン・ハワード監督のあたたかな眼差しも感じる、素敵な映画だった。 この作品に関しては、キャスティングが豪華なことも特記しておかなければならないだろう。スティーブ・マーティンとメアリー・スティンバーゲンが夫婦で、妹婿にリック・モラ二ス。弟がトム・ハルスで姉がダイアン・ウィースト。そしてその子供たちにマーサ・プリンプトンとリーフ(現ホアキン)・フェニックス・・・80年代を代表する役者ばかり。今ではとても考えられない配役。これもロン・ハワードの人徳だろうか。勿論、これだけ個性の強いベテランの中でもひときわ輝く、若手新人だった頃のキアヌ・リーブスの存在にも注目していただきたい(笑) 確かこの作品はアカデミー主題歌賞にノミネートされていたはず。エンドクレジットの“I love to see your smile”は、何気に耳に残っている。群像劇がお好きな方、ロン・ハワードが好きな方、“リーフ”だった頃のホアキンが見たい方、などに特にオススメしたい。 PR |
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