2024 05,19 06:47 |
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2007 07,10 00:11 |
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聞くも懐かしいこのタイトル。先日TV放送されていたのを、家事の片手間に鑑賞。劇場まで観に行った当時の感動を思い出した。
goo映画紹介ページ ハーレイ・ジョエル・オズメント少年を世界に送り出した名作。私にしては珍しく、友人の付き合いで観に行った作品(普段はいつも一人。もしくはつき合わせている・笑)。作品に関する予備知識もなく、まるで期待せずに観に行った為か、娯楽映画としてはこの上なく素晴らしい作品として記憶に残っている。 ブルース・ウィリス演じる精神科医マルコムとコール少年が次第に打ち解けあう姿に心を打たれ、制作者の意図どおり、ラストに衝撃を受けた。正直、この作品が「サスペンス・ホラー」として宣伝されているのが悔しくてたまらない。一風変わってはいるが、親子間、夫婦間のすれ違いも盛り込まれている、出来のいい人間ドラマではないか。ものすごく噛み砕いて言うと、この映画に盛り込まれているのは「話し合う」ということ。マルコムとコールもそうだし、コールと幽霊たちもそう。そしてコールと母親、マルコムと妻。結局、みんな「話し合う」ことで何かしらの救いが与えられている。 とは言え、この作品で最も語るべきなのは、勿論ハーレイ・ジョエル・オスメントの存在。霊を見ることが出来るが故の恐怖や苦悩を、痛々しくなるほどリアルに演じてくれていた。この映画を観て「子役が子供でいい時代は終わったんだな」としみじみ感じたものだった。アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、受賞となれば史上最年少のウィナーになるはずだったのに。受賞を逃したと知ったときは本当に悔しかった。余談だが、この時受賞となったマイケル・ケインとは、数年後『ウォルター少年と、夏の休日』で共演している。ちょっとした皮肉を感じたのは私だけか?(笑) 若干編集にゆるさも感じるが、まあ、それもあまり気にならなくなるぐらい、私は感動してしまった。ホラー嫌いのこの私が、「あまりホラーっぽくない」と感じているので、ホラーだと思って敬遠してる方に、一度試していただきたい作品だ。 PR |
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