2024 05,19 08:36 |
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2006 10,05 23:45 |
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二コール・キッドマンが二年前に主演した作品が遅ればせながら公開。『カポーティ』を観に行ったのだが、大混雑の為こちらに切り替えた。
公式サイト 製作国=アメリカ 姉の評価=★★★☆☆ うーむ・・・辛口な評価をしてしまうと、「良くも悪くも平凡な映画」といったところだろうか。特に前半ワクワクさせられた分、終盤以降が残念という感じだ。現代アメリカの上流社会が舞台の本作、エレガントな二コール・キッドマンが鑑賞できるのは悪くない。しかし極めて個人的な趣味を言うと、『めぐりあう時間たち』や『コールドマウンテン』のような、迫力のある演技の彼女のほうが好きだ。原題は“Birth”(誕生)。またもや原題に引っかかりもしない邦題だが、今回に限っては、どっちもどっちでしっくりこないタイトルだな、というのが本音。輪廻転生があるのか?という問いかけに映画なりの答えを出しているわけでもなく、主人公アナの葛藤が存分に描かれてるわけでもない。扱ってる素材が魅力的な分、残念で仕方がない。 と、ここまで酷評しておきながら何故★が三つもついているかといえば、やはりショーン役の男の子の演技だ。凄い。あの年で二コール・キッドマンに体当たりで挑んでいるという感じ。あの男の子が本当にアナの夫の生まれ変わりだったのかどうかは別として、ショーンのアナへの愛が本物だったことだけは、悲しいぐらいによく伝わってきた。大人の恋なんて経験したこともないだろうに、どうしてあんなにリアルに“大人”としてアナへの愛を表現出来たのだろう!(苦笑) 彼も「子役は伸びない」のハリウッド・ジンクスに押しつぶされてしまうのだろうか?そうならないことを心から祈るばかりだ。 PR |
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