2024 05,19 05:02 |
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2008 10,27 01:19 |
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すっかりご無沙汰してしまって・・・。やっぱり子育てと仕事の二重生活は厳しい・・・6時間のパートとはいえ週5日だもんなぁ・・・
折角公開一週間のうちに鑑賞したのに、感想アップがこんなに遅くなってしまった。なまじ思い入れの強い作品なので、しっかりした感想を書きたいと思うあまり、ついつい後回しにしてしまって・・・。公開も終了し、今更何の参考にもならないけど、勿論ちゃんと鑑賞の記録は残します。 公式サイト 製作国=アメリカ 姉の評価=★★★★☆(白星は★0.5) かなり好評価にしてしまったが、これは私が『スター・ウォーズ』シリーズ(以下SWと省略)のかなりディープなファンだという前提での評価である。かなり楽しめたし、なかなか出来のいいアニメ映画だと思う。だが、SW全6タイトルを鑑賞した人以外の人間が見ると、まるでチンプンカンプンな作品になるだろう。☆0.5減は、その部分を考慮したものだ。 私はSW新三部作も、旧三部作同様大好きだ。しかし、新三部作が、ジョージ・ルーカスの独りよがりな映画作りの為に、完成度の極端に低い作品になってしまったことまで否定できない。私が新三部作を好きだと言い切るのは、「旧三部作以前の年代に、何が起こったのか知りたい」という欲求を、充分満たしてくれているからに他ならない。 今回のアニメ映画は、『エピソード2/クローンの攻撃』と『エピソード3/シスの復讐』の間を埋める、言ってみればブリッジ・ストーリーのごく一部だ。『クローン・ウォーズ』は、この後に続く100時間を予定するTVアニメシリーズの、いうなれば第一話にあたる。アメリカ人にとって、SWというのは単なる映画作品ではなく、サブカルチャーのひとつらしい。若干印象が違うかもしれないが、日本人にとっての『ドラえもん』のような位置づけにあると考えられる。日本人なら大抵、『ドラえもん』の新作映画がでれば、今更おさらいしなくても、世界観を理解した状態で鑑賞できるだろう。『クローン・ウォーズ』もそれと同じ。アナキン・スカイウォーカーが何者で、ジェダイが何でフォースが何か、当然理解しているという前提で作られている。SW文化がアメリカほど浸透していない日本では、ヒットするはずもない。ファンでない人にはお勧めできない作品である。 しかし、本国人並にSW文化に侵されてしまっている私にとっては、垂涎のとまらない作品であった。まず何より、全体的な仕上がりが、実写本編よりはるかに良いのだ。まったく、2005年のアニメといい、ジョージ・ルーカスが直接関わらないほうが出来がいいというのは、どういうことなのだろう?? 個人的によかったと感じるのは、やはりアクションシーンと演出の派手さである。勿論、ヘイデン・クリステンセンの生身の殺陣に勝るアナキンなんて存在しない。が、今回の映画でアニメの可能性を感じたのも本当だ。演出に制限がないので、実写ではあり得ないアクション、アングルのオンパレード。動きが滑らかで、肉眼で追いつけるぎりぎりの展開に、胸が躍りっぱなしだった。また、キャラクターが非常に生き生きしているとも、私は感じた。実写からのキャラたちもそうだが、何より素晴らしいのはオリジナル・キャラクターのアソーカ・タノ。ナマイキな今時の女の子風で感情移入しやすかったし、アナキンとの似たもの師弟コンビが微笑ましい。とにかくアソーカが可愛くてたまらない二時間だった。 文句をつけるなら、全体的に抑揚が乏しかったかな、という気がする。山場はどこなのか、はっきりしないというか・・・まあ、それも元々TVシリーズなのなら仕方がないし、「新三部作よりはまあいいか」と言ってしまえばカタがつきそうな気が・・・(汗) 「フルCG」という点に抵抗を覚える方もいるだろうが、個人的には、その部分も含めて好評価である。新三部作なんて、役者以外はフルCGも同然。その点『クローン・ウォーズ』は、中途半端に役者だけ生身にしてる新三部作と比べて、潔い感じがした。「もういっそフルCGでいいじゃん」みたいな(汗)。 お気に入りのパドメの出番が少なかったことに不満は残るが、そんなこんなで楽しい作品だった。あ、でも、くれぐれもファンじゃない方はごらんにならないように!(今回、支離滅裂な感想で済みません・・・) PR |
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