2024 05,19 14:08 |
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2008 09,08 00:06 |
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≪溜まった感想消化するぞ週間≫
第二弾です(注:そんな大袈裟な事でもない)。これも、お盆期間中にレンタルで借りた作品。というか、本当は別の作品を借りたつもりだったのだが、うちに帰って見てみたら、これにすり替わっていたという、なんとも不愉快なことがあって・・・レンタル屋に文句を言いに行ってもよかったのだが、まあ、ちょうど観た事のない作品だったので、折角だから観てしまおうと、鑑賞することにした。 Yahoo!映画紹介ページ 公開当時、だいぶ話題になった作品だった。タイトルどおり、ドラッグストアを襲撃して麻薬を手に入れるグループの物語。正直、思ってたほど印象に残るような作品ではなかったが、見所の多い映画でもあると思った。 単に、「ドラッグ=悪」と描くのではなく、肯定も、否定もしていない部分がまずよかった。主人公の四人のグループは、ドラッグの他にも、仲間意識、愛情、ジンクスなどといったものにがんじがらめにされており、前進も後退も出来ない状態になっている。そんな中での、突然の仲間の死は、グループのリーダー・ボブの人生を変える。彼は突然、ドラッグから足を洗うことを誓う。淡々と死体の始末をするボブが、実は一番仲間の死を真摯に受け止めていたという部分が、個人的には一番印象に残った。前進も後退も出来ない状態を、一番恐れていたのは彼だったんだな、と。 監督のガス・ヴァン・サント、名前を聞いたことがある気がするなぁと思っていたら、『マイ・プライベート・アイダホ』や『小説家を見つけたら』なども撮ってらっしゃったことを、この記事のために調べて初めて知った。特に『小説家を~』は大好きな作品だし、しかもこの作品とまるで違う毛色の映画なので、驚いてしまった。「常にハリウッドの異端児でありたい」と仰ってるそうだが、これからも、異端児として大いに活躍していただきたい方である。 深夜枠での放送があったら、ぜひ録画してご覧になってください。 PR |
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