2024 09,21 09:46 |
|
2008 01,12 23:03 |
|
今更ではありますが、明けましておめでとうございます。今年は娘が熱を出したり、パート就職が決まったり、久しぶりの御勤めに私自身が熱を出してしまったりと、波乱の年明けとなった。そんな状態でどこまでこちらを更新できるか判らないけど、映画への情熱だけは変わらないので、ちょくちょくやっていくつもりです。どうぞ今年もよろしくお付き合いください(ぺこり)
そんなわけで、年明け更新がないのも淋しいので、昨日TV放送していた『チャーリーとチョコレート工場』の感想など書こうかと。 公式サイト 鮮やかな色彩が、観ていて楽しくなる作品だ。ティム・バートンは好きな監督の中でもかなり上位に入る人なので、公開を楽しみにしていた。それにあわせて原作の『チョコレート工場の秘密』も読んでみた。 公開当時劇場まで観に行ったときの感想は、正直あまり良いものではなかった。人形が焼け爛れれシーン以外は、初盤は本当に夢のようなチョコレート工場を堪能させてくれたが、終盤に差し掛かるにつれ、ウォンカのひね曲がった部分(言って良いなら残虐性)を浮き彫りにするかのような描写が続く。原作どおりとは言え、子供たちへのお仕置きも、ちょっと描写がきついのでは?と思った。しかし一番納得いかなかったのは、ウォンカの過去が描かれていたことと、チャーリーの家族を当初否定していたことだった。原作を最初に読んでいた私の中には、「ウォンカは変わり者だけど根は良い人」というイメージが出来上がっていた。そのイメージがそのなわれているのが、少しばかり許せなかったのだ。 しかし昨日TVで観て、そのあたりの印象が変わった。相変わらずブラック過ぎる描写はどうかと思うが、ウォンカの過去が挿入されているのは、あれはあれで「アリ」だな、と思うようになった。確かにそのほうが、ウォンカという人物に奥行きが出るし、残虐さの説明にもなる。チャーリーばかりが「与えられる」のではなく、ウォンカもチャーリーから与えられるものがあった・・・というラストは、一方通行なハッピーエンドより、気持ち良いかもしれない。 この作品、ウンパルンパたちのダンスシーンがひとつの見所となっているが、ダンスが始まるたびに作品がだれてしまう感じがしたのは、私だけだろうか?まあ、歌と踊りは原作にもあるのだが。 それにしても・・・ジョニー・デップは本当に素晴らしいな。彼の作品は毎回、その役作りだけで感動できてしまう。この数年を見ると、ジャック・スパロウにロチェスター伯爵(『リバティーン』)、ピーターパンの原作者(『ネバーランド』)と、多彩な活躍をみせてくれている。気持ちのいい化けっぷり。昔、彼を「ルックス売りのフェロモン野郎」だと思っていたのを許して欲しい(笑)。てか、十何年も前、彼がアイドル路線だったなんて、今の若い人は知らないんだろうなぁ・・・(遠い目) PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |