2024 09,21 16:51 |
|
2008 02,20 00:57 |
|
ちょっとした時間が出来たので、鑑賞時間が短いという理由で、この作品を観に行った。
公式サイト 製作国=アメリカ 姉の評価=★★★★★ 苦手なドキュメンタリーだったが、文句なしの満点である。アニー・リーボヴィッツという名前は、お恥ずかしながら始めて聞いた。が、「あ、この写真知ってる!」と思わず叫びそうになる彼女の作品があまりにも多くて、まずそのことに驚いてしまった。ジョン・レノンとオノ・ヨーコの、暗殺直前の写真を撮ったことはポスターなどで知っていたが、まさかあのデミ・ムーアのマタニティーヌードも撮っていたなんて・・・!ミーハー的な発想だが、有名な写真が撮られた舞台裏を覗けるというだけでも、観る価値ありの作品だ(笑) 内容は、彼女が写真家として目覚め、プロとして成長・挫折を経験して、自分の道を見出していく過程を追っている。映画ではさらっとコメントされているだけだが、あちこちに方向転換する中で、色々な葛藤があったんだろうなと、想像できる作り方が素敵だ。喜びも苦しみも生き生きと語るアニーの姿に惹かれ続け、あっと言う間に83分過ぎてしまった。もっともっと観ていたかった。 実は彼女の写真は、『スター・ウォーズ』ファンとしても馴染みの多い身である事が、帰宅後判明した。「ヴァニティ・フェア」誌のカメラマンだと聞いて、「もしや・・・」と思って、前に洋書屋で購入した「Vanity Fair」2005年2月号を本棚から掘り起こす。新旧三部作キャスト&ジョージ・ルーカスを一枚のフィルムに収めた写真が表紙となっており、発売当時、日本のファンの間でも大分騒がれた一枚だった。期待通り、アニーの名前がそこにはあった。 しかし、SWファンとして特記したいのは、「Title」2002年8月号表紙の、「箱詰めR2-D2」である。たった一枚の写真に、SWという作品が歩んできた歴史、携わったキャストやクルーの熱意、培ってきた技術などが全て表現されているのだ。発売当時、SWファンの連中と「あの表紙すっごくいいよね。思わずジャケ買いしちゃったよ!」なんて盛り上がったのを思い出す。まさかあれも、アニーの作品だったとは・・・SWファンとして、彼女に感謝せずにはいられない。また、同誌に掲載されていたヘイデン・クリステンセンとナタリー・ポートマンのツーショットにも、感動したものだった。あまりにも自然なショットで、思わず見惚れたものだった。今回、このドキュメンタリーを鑑賞したおかげで、どうしてあんなに自然な写真が撮れたのか、謎が解けた。アニーは、自分が被写体の中に入り込む術を知っているからだ。 少しばかり話が脱線してしまった(汗) 今回は、ミーハーな気持ち、SWファンとしての感謝の贔屓目など、「ちょっと反則かな?」と思うような要素をはらみながらの★5つである(笑)まあ、映画の感想なんて所詮は主観なので、どうかお許しいただきたい。とにかく、ここ数年で自分が感動しまくったSWの写真家がどういう人物だったのか知ることが出来たのが、この上なく嬉しくてたまらないのだ(苦笑)。短めだし、見ごたえもあるので、ちょっと空いた時間を有効利用したいときにでも、鑑賞していただきたい。 それにしても、まさか、あのR2-D2とデミ・ムーアの写真家が一緒だったなんて、予想もしていなかったな・・・(爆) PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |