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2007 08,05 00:40 |
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ヒラリー・スワンクの話題の最新作を鑑賞してきた。
公式サイト 製作国=アメリカ 姉の評価=★★★★ 全体的に出来のいい作品だったと思う。ざっとストーリーを追うだけだと既製感を拭えない印象もあるが、実話を基にしているということが、作品に重みを与えてくれている。ラストは少し涙ぐんでしまった。 個人的に素敵だなと思ったのは、人種間抗争やエリンと生徒たちの心の交流よりも、「戦う若者たち」を主軸に描いてくれているところだ。それぞれ日常に戦争を抱えている高校生たちが、自分たちより過酷な戦場に身をおいていたアンネ・フランクの話に触れ、アンネに自分の状況を置き換える。このプロセスが、終盤、人種を乗り越えて協力し合う彼らの姿を、奇麗事でもご都合主義でもない、リアルなものにしてくれていると感じた。音楽も編集もテンポがよく、観ていて飽きが来なかった。 ただ、どうしても満点はつけられない。理由はずばり、結末である。(ここよりネタバレの為反転)新米教師のエリンは規定により1・2年生にしか教えることが出来ない。しかし3年次以降も203教室で国語を教えられるよう奔走し、結果それを認めさせている。203教室の生徒たちとその歓びを分かち合って幕・・・というラストだったのだが、そこのところがどうしても納得がいかないのだ。生徒たちがエリンの授業を受け続けたいと願う気持ちは最もなのだが、それに流されてしまうエリンはどうなのだろう??教師なら、ひとつの枠を乗り越えて成長した彼らを諭し、黙って見送るほうのがより正解だと思うのだが。どんなに親身になろうが、生徒たちはいづれ教師のもとを巣立って一人立ちしなくてはならない。エリンの元で二年も学んだ彼らは、充分エリンから巣立つこどが出来るほど成長したように見えたのだが・・・。この結末も事実に基づいてるのだろうか?だとしたらちょっと興ざめだ。(ネタバレここまで)この部分により、★ひとつ減としてみた。 エリン役のヒラリー・スワンクに関しては、個人的に『ミリオンダラー・ベイビー』を未だに引きずっているようで、初盤「何してる?!そんなクソ生意気なガキ、のしてしまえっ!!」と腹のうちで思うこと度々だった(笑)。まあ、ガッツのある役どころというのは共通しているが。密かに楽しみにしていたパトリック・デンプシーはヒラリーの旦那役で登場。実は85年の『キャント・バイ・ミー・ラブ』と89年の『愛の宅配ピザ・ボーイ』で彼の印象が止まっている私(『アウトブレイク』では何の役だったか覚えていない)。80年代の青春ラブコメディーには欠かせなかった存在の彼が、言われなければそうだと気付かないほどおっさんになっていたことに衝撃を受けた。他、役者さんの話をすればイメルダ・スタウントン。『ハリポタ不死鳥の騎士団』のアンブリッジ先生に変にかぶる役どころは、流石にやりすぎではないかと思ったが・・・ 色々書いたが「観る映画」としては結構バランスの取れてる作品だと思う。興味のある方は是非どうぞ。 PR |
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2007 08,04 00:31 |
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先日TV放送されてるのを鑑賞した。娘の寝かしつけにダブる時間だったので、録画して寝静まったてからこっそり観た。ここまでしたのも、チェン・カイコーの超大作をどうしても観ておきたかったからである。
公式サイト 私の大好きな『北京ヴァイオリン』の監督チェン・カイコー。中国映画界が世界に誇る巨匠の超大作。しかし、『HERO』『Loves』の苦い経験もあったので、劇場まで足を運ぶか散々悩んだ挙句、結局今まで未見のままになっていた。「微妙」・・・というのが正直な感想。大画面で観ればまた印象が変わったのかもしれないが、よかったとも言えず、悪かったわけでもなく、かと言って普通というわけでもなく・・・。結局は好みの問題なのだろうか?? 冒頭、チャン・ドンゴンが突然猛ダッシュし始めた時、まだ作品の世界観を把握していなかったのでドン引きしたのは事実(苦笑)。だが、二人のすれ違いの辺りから物語に引きこまれ始め、「北の国」の話で冒頭の猛ダッシュに繋がった時は流石に心が痛くなった。そしてラストはまさかのハッピーエンド。ああなるほど、これが「死人が生き返り・・・」ってことなのねと、えらく感心してしまった。 『北京ヴァイオリン』の時は気がつかなかったが、カイコー監督、伏線の見せ方がとても素晴らしい。さりげなくて、且つ印象的で。観た瞬間は何かの伏線だとは思わないんだけど、後々に「ああ、なるほど!」と目が覚めるような思いを何度もした。カイコー監督のほかの作品も是非観てみなくては。 |
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2007 08,02 00:05 |
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実は先日まで一週間ほど入院してた。病室にPCを持ち込み、外出許可をもらって近所の電気屋に。暇つぶしになればと思って安いソフトを購入。それがこの作品。
ワーナー・ホーム・ビデオのページ アクロバティックなダンスシーンが売り物のミュージカル映画。ミュージカルで少しでも楽しい気持ちになろうと思ってこの作品にしたのだが、正直あまり楽しくはならなかった。件のアクロバティック・ダンスは、『ザッツ・エンタテイメント』に収録されていたのを観たことがあった。確かにお祭りのシーンは楽しくて胸踊ったが、総合的には好きになれない作品である。 この作品の何が一番気に入らないかといえば、女性の描写である。女性の描き方が薄っぺらいのはこの年代の作品全てに共通することだが、それにしてもこれは酷すぎる。観ている途中で気分が悪くなってしまった。50年代の作品もそこそこ観ているつもりだが、こんなことは初めてだ。7人兄弟が好きな娘たちを掻っ攫ってくる。初めは怒り悲しむ娘たちだが次第に兄弟たちに心引かれて結ばれる・・・ミュージカル映画にとってストーリーは付属品みたいなものなので、話が荒唐無稽なのはかまわないのだが、 これは荒唐無稽というよりは非人道的だ。しかし一番腹が立つのは娘たちが恋に落ちる描写。あまりにも馬鹿っぽくて、とても観るに耐えられなかった。女とか恋というものを、あまりにも平面化しすぎだ。 しつこくフォローさせていただくと、お祭りでのアクロバティックなダンスシーンだけはとにかく素晴らしかった。兄弟たちが娘たちをめぐって町の男たちと喧嘩をする、という描写なのだが、実にテンポがよく、喧嘩だと判るのに観ていて気持ちよくなる。ダンスと曲芸を混ぜたような振り付けは、ちょっと他のミュージカル映画では観たことがない。全ての喧嘩や戦争が、ダンスで片付けばいいのに、などと思ったり。 それにしても同じ50年代のミュージカルなのにこの差は何だろう。「美しい娘は芸術品~」だなんて無礼千万な歌を披露していた『雨に唄えば』は、ものすごく大好きな映画の一本なのに。思い返すと『雨に~』のドンとキャシーが恋に落ちる過程は、かなり説得力のある描写がされていたな。その辺りの差なのだろうか。 『ザッツ・エンターテイメント』を観て、「映画のダイジェスト映画なんて、どうして作ったんだろう?」と不思議に思ったが、この作品を観て、その理由が判った気がする。この作品のように、「ダンスシーンは最高だが残りはカス」みたいなミュージカル映画が、当時ゴマンとあったからだ。要するに、最高な部分だけをより合わせて提供してしまおうと。どこかの批評家が、「本当に観られる50年代のミュージカルは『雨に唄えば』『巴里のアメリカ人』『王様と私』『ショウ・ボード』ぐらいだ。」と言っていたのを思い出した。多分それは本当なのだろう。 |
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2007 07,18 00:13 |
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今日の午後、昼下がりにTV放送されていた。確か高校生の頃ビデオで観たきりで、今日もほんの一瞬しか観ていない。にも関わらず、レーシングカーの事故のシーンだけで、すぐに「あ、『バックマン家の人々』だ」と判ってしまった。思いのほか印象に残っていたことに我ながら驚き、記事にしてみることにした。
Yahoo!映画紹介ページ 原題“PARENTHOOD”のタイトルの通り、親であることの苦悩や喜びを、バックマン一族計4世帯の物語を通して描いている。初鑑賞時は自分自身が子供だったが、子供なりにじんわりと心に残る、あたたかな映画だった。息子が内向的ならその責任を配偶者に擦り付け合ったり、教育方針でぶつかりあったり、思春期の娘に振り回されたり・・・「親である」ということで、自分の親との関係や夫婦関係にまでひびが入ることもある。それだけ、親はいつでも、答えのない問題に精一杯。しかも、結婚なり出産なりで新しい構成員が増えれば問題は増すばかり。それでも家族は素晴らしい。ロン・ハワード監督のあたたかな眼差しも感じる、素敵な映画だった。 この作品に関しては、キャスティングが豪華なことも特記しておかなければならないだろう。スティーブ・マーティンとメアリー・スティンバーゲンが夫婦で、妹婿にリック・モラ二ス。弟がトム・ハルスで姉がダイアン・ウィースト。そしてその子供たちにマーサ・プリンプトンとリーフ(現ホアキン)・フェニックス・・・80年代を代表する役者ばかり。今ではとても考えられない配役。これもロン・ハワードの人徳だろうか。勿論、これだけ個性の強いベテランの中でもひときわ輝く、若手新人だった頃のキアヌ・リーブスの存在にも注目していただきたい(笑) 確かこの作品はアカデミー主題歌賞にノミネートされていたはず。エンドクレジットの“I love to see your smile”は、何気に耳に残っている。群像劇がお好きな方、ロン・ハワードが好きな方、“リーフ”だった頃のホアキンが見たい方、などに特にオススメしたい。 |
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2007 07,16 23:56 |
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モーツァルトのオペラ『魔笛』を、ケネス・ブラナーが映像化したということで、前から気にしていた作品だった。
公式サイト 製作国=イギリス 姉の評価=★★★☆(白星は★0.5) オペラの「魔笛」を鑑賞した事はない。「パパゲーナ、パパゲーノ」など、クラシックに馴染みのない身ですら身近に感じる曲も多く排出している歌劇なので、映画の公開を機に、作品そのものにも触れておこうと思った次第である。なかなか楽しい映画だったが、オペラ版「魔笛」を鑑賞していないと、多分面白みが半減してしまうのだろう、というのが素直な感想。モーツァルトの楽曲と映像が見事にマッチングした見応えのある作品だったが、例えば舞台を古代エジプトから第一次世界大戦に変換したりというアレンジの良さが理解できない。おそらくは、映画ファンよりもオペラ「魔笛」が好きな方のほうが、よりこの作品の良さを理解できるのではないのだろうか。 個人的に一番好きなのはオープニングである。カット割を一切行わない流れるような映像にモーツァルトの楽曲が重ねられ、物語の世界観を説明してくれている。戦場の描写なのに思わずうっとり見惚れてしまった。 この作品を、ケネス・ブラナーのように映画を作り慣れている人が監督に当たってくれて、本当に良かったと思う。去年『オーロラ』で散々な目にあったので、この作品の出来にも、実はあまり期待していなかった。でも私のように、オペラに興味はあるけど高い金出しでまで観に行きたくないという人は多いはず。そういう人に、安くて楽しいオペラの楽しみ方を提供できる仕上がりにはなっていたと思う。『ハリポタ』のロックハート先生は、まさに芸達者なベテランだ。 作品を鑑賞しながら、「ああ、この曲は『アマデウス』でこんな風に登場したな」と思い出すこともしばしばあって、そういう部分でも面白かった。ただいかんせん、オペラのほうを観た事がないので本当の良さが理解できない。また、オペラの性質上、抽象的な世界観が苦手な方、リアリティのない映画がお嫌いな方にはとてもオススメできる作品ではない。その為★1.5減とした。オペラを安く楽しみたいという方は、是非劇場に足をお運びください。 |
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