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2026 04,30 09:51 |
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2007 12,19 21:57 |
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毎度、当ブログを御贔屓いただきまして、誠にありがとうございます。
本日19日、当ブログの記事に不振な書き込みがありましたので、削除いたしました。今後も、 1・管理者や、当ブログを侮辱するような発言。 2・個人を侮辱するような発言。 3・公序良俗に反するような発言。 4・その他、管理者が当ブログに相応しくないと判断した発言。 などは、予告なく削除いたしますので、ご了承のほど宜しくお願いいたします。 PR |
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2007 12,18 00:01 |
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おそらく今年最後の劇場鑑賞作品。年の締めくくりなので、下手な映画は観たくないと散々悩み、大好きな『小さな中国のお針子』のダイ・シージエ監督の最新作を選んでみた。
公式サイト 製作国=カナダ・フランス 姉の評価=★★★★★ 悲しく、そして素晴らしい作品だった。同性愛をタブーとする中国を舞台に、二人の娘の甘く切ない恋物語を描いている。しかし、同性愛という二人の境遇を無駄に煽り立てる風も、性愛の自由もない中国という国を糾弾している風もない。ミンとアンの思いは、幼稚で、情熱的で、純粋で、初恋をしていた頃の自分自身に深く重なるものを感じる。チラシによると、シージエ監督はこの作品を「どこにでも、いつの時代にでもある愛の物語を描いた」としているが、まさにその通りだと思った。 厳格な父のもとで育ったアンと、孤児院出身のミンは、それが当然の成り行きであるかのように恋に落ち、愛し合う。官能的で美しい演出の中で描かれる二人の姿は、とても無邪気で幻想的である。しかし、無邪気だからこそ、情熱的だからこそ、愛は不幸を招くこともあるというのを、二人は知らない。二人の幼稚な情熱は、彼女たちだけではなく、周囲の人間たちまで巻き込んで破滅へと向かっていく。一緒にいたいと純粋に願う二人の想いが招く取り返しのつかない不幸を思うと、切なく、やるせない思いに囚われる。自分たちの感情に精一杯で、その時の思いだけが全てで、それらが生み出す結果や、周囲の人間に及ぼす影響など、まるで想像も出来ない・・・初恋など、誰にとってもそんなものだ。彼女たちの場合、それがたまたま女同士だったから、たまたま中国だったから、アンの家族まで不幸のどん底に陥れる結果になってしまった。自分たちのいる国、自分たちの環境にまで考えが及ばないほど、彼女たちはひたむきで真っ直ぐだった。そんな彼女たちを、人事のように眺めることは、私には出来ない。 ジーシエ監督は、そんな二人の「どこにでもある愛の物語」を、それこそ純粋に描きたかったのだろうと思う。この作品は、中国国内でのロケが許されず、当然公開もされなかったという。しかし前述したとおり、作中に中国の風潮を非難する節は、まるで見当たらない。映像美溢れる素晴らしい作品なのに、とても残念である。 ただ、ちょっと難しかったかな、と思う部分もなくはない。この作品、ロケは中国らしい風景のあるベトナムで行われたとのこと。ベトナムの熱気溢れる風土が二人の情熱や官能の世界を守り立ててはくれているのだが、やはりそう言われてしまうといまいち「中国」に見えなくなってしまう。特に前作の『小さな中国のお針子』のロケが中国で行われており、その荒々しくも神々しい描写に圧倒された記憶があるから尚更・・・。勿論、これはシージエ監督の責任ではないのだが。 また個人的に忘れられないのが、ミンが「母親みたいな髪型にする」と言って、中国人風の髪型からショートヘアにしたとたん、ロシア人のような容姿になったあの瞬間。自分のアイデンティティーを取り戻し、アンとの関係も高らかに宣言したように見えた。 やるせない思いに胸が締め付けられそうになったが、一年の締めくくりに出来の良い、完成度の高い作品を鑑賞したいという願いは充分かなえてもらった。シージエ監督を信じて本当に良かった。公開は始まったばかりなので、興味のある方は是非劇場へ。 |
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2007 12,15 00:07 |
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だいぶご無沙汰をしてしまいました。体調不良や短期バイトを始めた関係で、すっかり更新ができなくなってしまい・・・。何より最近、映画を観ていないのが致命的。相変わらず映画は大好きだし、映画雑話のネタがないわけじゃないんだけど・・・
そんな中、久しぶりに劇場に行った。時間の都合で選んだら、日比谷シャンテの『マリア』になった。 公式サイト 製作国=アメリカ 姉の評価=★★★ ちょっと辛口かも?と、首をかしげながら★三つ。原題は『The Nativity Story』(キリスト降誕物語)。良くも悪くもタイトル通りの映画かな、というのが正直な感想。誰でも知っている聖書の物語を、丁寧に、壮大になぞってる・・・だけの映画、と言った感じ。クリスマスのシーズンに、「クリスマスって、元々どんな日」なのかを学ぶのには良い教材かもしれないが、映画作品として訴えかけるものが感じられない。キリスト誕生の物語を通じて何を描きたかったのか、製作者の“声”が伝わらない。キリスト誕生の奇跡を描きたかったのか、イエスを身ごもったマリアの受難を描きたかったのか・・・ある意味非常に残念な映画である。 個人的に一番残念だと思うのが、ヨセフの描写がしっかりなされていたことだった。キリスト生誕の物語と言えば、大体はマリアがメインになるが、この作品は、マリアの夫(婚約者)ヨセフも、マリアと同等に描かれている。処女であるはずのマリアの受胎に苦しみながらも受け入れ、夫として献身的にマリアを支える姿に、涙が出そうになった。ヨセフ役の俳優さんの演技も素晴らしかった。もっと、マリアとヨセフの夫婦愛に焦点を当てるか、あるいは『ヨセフ』というタイトルで、ヨセフが主人公の脚本を起こしてくれるかしていれば、この上なく感動できる作品になっていたのではないだろうか、と。 最も、私がヨセフにこうも肩入れしてしまうのには他に理由があるのかもしれない。子供の頃、キリストの伝記本を読んだ。その時「若者イエスは父親の元で立派な大工になった」という一説に、とても感動した。「ヨセフはすごいなぁ。自分の子供じゃないイエスを、自分の子供のように育てたんだぁ。」と、その一文から感じたからだ。劇中、神の子を宿したと言うマリアの言葉を信じ、「僕の子だと言えば良い」と言ってくれたヨセフに、当時の感動を思い出した。神は、マリアを母親に選んだわけではなく、ヨセフを父親に選んだのではないのだろうか、とすら思ってしまった。 この作品で一番楽しみにしていたのは、マリア役のケイシャ・キャッスル=ヒューズである。『クジラの島の少女』から、ずいぶん成長してしまったものだ。初盤、友達と遊んでるのが楽しい盛りの女の子だったマリアが、突然の受胎告知に戸惑う姿はよりリアル。聖書のマリア像とはだいぶ違うのではないのだろうか。勿論彼女の戸惑いを等身大に感じる、良い演技だったと思う。ついでに言うと出産シーンも比較的リアル。実生活でも一児の母のケイシャちゃん。この撮影は多分出産後に行われたものだろう(笑) 散々書きたいことを書いてしまったが、この手の映画が好きな方なら楽しめるのではないだろうか。今度は是非、ヨセフが主人公の映画を観たいものだ。 |
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2007 11,29 00:20 |
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久しぶりにロシア映画を観た。
公式サイト 製作国=ロシア 姉の評価=★★★★ ものすごぉぉぉく甘口の評価にして★四つ、と言った感じ。面白かったし感動もしたが、個人的にどうにも納得のいかない部分も多かった。これは実話を基にした作品ということだが、それにしてもこの邦題は感傷的過ぎる気がする。これは『この道は母へとつづく』なんて気負いした映画ではなく、人情溢れるエンターテイメント作品である。 以下、一部ネタバレを含むので、お嫌じゃない方だけ反転してどうぞ。 主人公ワーニャは孤児院に住む少年。養子縁組が決まったが、どうしても母親に会いたくて脱走する・・・という話。本編は、一体どこまでが実話でどこからが脚色なのだろうか。個人的に納得いかないのは、ラストシーン。(ネタバレ)ちょっとご都合主義が過ぎるのではないかと思う。手続き上既に養子となっているワーニャが、そう簡単に別の子と交代できるものなのだろうか。日本のお役所ですら融通利かないのに、ましてやロシアじゃ・・・。また、ワーニャが母親と再会した後、母親と幸せそうに暮らしているような描写があったことも納得いかない。子供を捨てた・親に捨てられたという経緯がある二人。親にも子供を捨てるだけの理由があったはずだし、ワーニャには、一度捨てられたというわだかまりがあるはず。親子の信頼を失っていた6年間が、そう簡単に取り戻せるとは思えない。あのラストは、どこまでが実話なのだろうか。それを知らないことには素直に感動することが出来ない、というのが本音である。 しかし、ワーニャが母親を捜し求める過程にだけは心打たれた。世の中、酷い人間ばかりだが、それと同じぐらい、善意を持っている人間だっている。その善意の連鎖がワーニャを母親へと導いてくれる。ラスト、その善意の連鎖が無駄にならなくて本当に良かったな、とは思った。私がこの作品を“人情溢れるエンターテイメント”だと感じた理由はそこにある。ご都合主義感は拭えないが、「そうなって欲しい」ラストまでの道のりに、スリルとあたたかい気持ちを沢山盛り込んでくれていた。(ネタバレここまで) 原題は『ITALIANETZ』(イタリア人)。このタイトルには、孤児たちを取り巻くロシアの過酷な状況が盛り込まれている気がする。貧しい国の孤児を、外国人がドルで「引き取る」という話は聞いたことがある。そういう子供たちの一部が、臓器移植に使われることもある、ということも。そういう意味も込めて、『この道は~』なんて感動を前面に売りにしたタイトルにはして欲しくなかった。流石に「ザ・イタリアン」なんてのじゃ訳が判らないが、もっといいタイトルはなかったのだろうか・・・。 |
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2007 11,28 00:06 |
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もし覗いて下さってる方がいらっしゃったら、長いこと放置状態にしてしまい、まことに申し訳ありません。実は先週まで二週間ほど入院をしておりました。無事退院はしましたが、あれこれ手続きをしたり、本サイトの手入れをしたり、色々悩んで鬱状態にあったりして、とてもブログにまで手の回る状態ではありませんでした。完全復帰までもうしばらくかかるかと思います。復帰した暁には、どうかまた、この中途半端な映画オタクの駄話を聞いてやってくださいませ(ぺこり)。
とりあえず、入院前に観た「この道は母へと続く」の感想をアップしなければなりません。まあ良い映画でした。 明日、密林より『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』が届く予定。近所のDVDショップで定価で販売してるのを衝動買いしなくて良かった(笑) |
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